並河靖之七宝記念館 並河七宝と万国博覧会
19世紀の近代七宝業を通じて、新時代を創造する古都の文化力を語りつぐ
並河靖之七宝記念館は、七宝家・帝室技芸員の並河靖之が、明治から大正期に自邸内に営んだ並河七宝の「店」と「工場」および主屋と庭園を公開し、七宝と並河家ゆかりの品々をごご覧いただいています。
- 館蔵品、建造物、庭園などが文化財となっており、国の文化的景観「京都岡崎の文化的景観」の構成要素にもなっています。2025年は「春季特別展 並河七宝―万博博覧会の喝采」、「秋季特別展 並河七宝―永遠なる黒の耀き」を開催し、19世紀の万国博覧会にて七宝を通じて、日本の技術力の秀逸性を発信し、海外から多くの人々を京都へ誘った、並河七宝の魅力とその源泉となった美の空間をご紹介いたします。
- 実施主体
- 公益財団法人 並河靖之有線七宝記念財団
- 実施場所
- 並河靖之七宝記念館
- 実施時期
- 令和7年4月~12月
- 関連サイト
- その他
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英語のパンフレットを用意しています。明治時代の町家を利用しているため、バリヤフリーには十分に対応できておりません。
- 問い合わせ窓口
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nayspo@lapis.plala.or.jp
- 万博後の取組
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時代の変革期に京都で興隆した並河靖之の七宝業を通じて、新たな時代を創造し未来を拓く、古都ならではの叡智と風土を伝えていきます。