~ 万博を通じて新しい京都の魅力・イベント情報を発信するWebサイト ~

万博と京都を結ぶ - 大阪・関西万博きょうと推進委員会EXPO KYOTO Official site

イベントレポート

イベントレポート一覧です。

2025.06.05 京都府内のイベント・観光・体験

「リアル桃鉄」がいよいよスタート!京都駅で出発式を開催!(5/10)

【イベントレポート】「リアル桃鉄」がいよいよスタート!京都駅で出発式を開催!

皆さん、「リアル桃鉄」にはもうチャレンジしましたか? 大人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボした特別企画「リアル桃太郎電鉄~ホンマの京都・万博編~」が、2025年5月10日からスタート!第一弾となる「南部エリア編」の開始を記念して、京都駅前広場で出発式が行われました。

出発式の参加枠は100名。なんと全国から約3倍もの応募が集まりました!そんな注目のオープニングイベントを盛り上げたのは、お笑い芸人のおいでやす小田さんと木下弱さん。終始笑いに包まれ、会場は大盛り上がり。この記事では出発式の様子をお届けします!

まゆまろとゲストの集合写真

「リアル桃鉄」とは?
「リアル桃鉄」は、実際の街を舞台にゲーム「桃太郎電鉄」の世界を楽しめる、新感覚の街歩きイベントです。

参加者は専用スマートフォンアプリ上でサイコロを振り、出た目に従って京都府内の各駅をめぐります。駅を降りたら、ご当地クイズやミッションに挑戦。クイズの正解数やミッションの参加数などによって加算される賞金(ポイント)を稼ぎながらゴールを目指します。

賞金獲得数ランキングの上位入賞者には、豪華景品も!子どもから大人まで楽しめて、京都の奥深い魅力に触れられる、期間限定イベントです。

※イベント概要はこちらをご覧ください。

オープニング:リアル桃鉄の魅力を紹介!

軽快な桃鉄のテーマ音楽とともに登場したのは、司会のおいでやす小田さんと木下弱さん。白のスーツにピンクのラインが入った衣装に身を包んだ小田さんは、まさにリアル桃太郎!

京都市出身で京都府文化観光大使も務めるおいでやす小田さんと、京丹波町在住で京都府住みます芸人の木下弱さん。京都にゆかりの深いお笑い芸人のお二人による進行に、会場の期待も一気に高まります。

木下弱さん(左)とおいでやす小田さん(右)

まずは木下さんから、リアル桃鉄のイベント内容について説明。今回のリアル桃鉄には、なんと「キングボンビー」と「ミニボンビー」が初登場するとの情報が!資産を奪っていく貧乏神の「ボンビー」は、桃鉄には欠かせないキャラクター。「キングボンビー」はその強化版、「ミニボンビー」はちょこっとだけ貧乏にしてくる存在です。順調だった成績が一瞬でひっくり返るスリリングさを、リアル桃鉄でも楽しめます。

軽快なトークで話題が進行します。

ところでこの日、木下さんは「和知(わち)駅」から来たそうですが......会場の皆は知らない様子。すると木下さん、「改札の"ピッ"が無い(ICカードがタッチできない)、2両編成の電車が来る無人駅です」と説明。和知駅は7月1日から始まる「北部エリア編」に登場する駅の一つ。知らなければなかなか訪れる機会のないローカル駅ですが、話を聞くと行ってみたくなります。

リアル桃鉄の魅力は、ただゲームの世界を再現しているだけではありません。参加者同士がつながる「コミュニティ」機能では、旅先で撮った写真やちょっとしたコメントを投稿することができます。投稿するだけで賞金(ポイント)100万円、他の人の投稿に「いいね」を押すと50万円が加算されるという仕組みに、小田さんも「それだけで!?」と驚き。

せっかくなので、会場のみんなで記念撮影をして、その場で小田さんがコミュニティに投稿!リアル桃鉄の醍醐味は、何といってもその駅ならではの文化や風土に触れられること。駅での出会いや発見を投稿し合えば、旅の楽しみが何倍にも広がりそうです。(ただし、クイズの内容を投稿するのはNGですよ!)

また、万博会場・関西パビリオン内にある京都ゾーンでは、週替わりでさまざまな展示が行われています。こうした展示とリアル桃鉄のスポットも連動しているとのことで、万博との相乗効果で楽しみ方がさらに広がるのもポイントです。

コミュニティに投稿するために自撮りを撮る二人

「リアル桃鉄」参加者の声

5月10日から始まったリアル桃鉄。さっそくたくさんの方にご参加いただいています!ここでは、コミュニティページの投稿をいくつかご紹介します!

会場で撮った写真は、こんな風に投稿されました!

サイコロトークで会場は笑いの渦に

続いては小田さんのサイコロトーク!大きなサイコロを振って出た目に応じて、京都にまつわる「電車の思い出」「駅でのエピソード」「グルメ体験」などのエピソードを披露します。

さいころを転がす小田さん

なかでも印象的だったのが、「朝マック」のソーセージマフィンを鴨川で食べようとしたら、トンビに奪われてしまったというエピソード。実は、鴨川では食べ物をトンビに持っていかれるのは"京都あるある"です。小田さんの巧みな話術と絶妙な間合いで語られるちょっぴり切ない体験談に、会場は爆笑。京都らしいオチがついたストーリーに、笑いと共感が広がりました。

小田さんのエピソードに大笑いの木下さん

また、参加者の子どもから質問を受ける場面も。新幹線の柄のマスクに「駅長」と書かれたバッジをつけた、電車が大好きな男の子からの質問は、「好きな電車はなんですか?」。

それに対し、小田さんは「JRです」と回答。リアル桃鉄の舞台をしっかりとアピールし、会場はあたたかな笑いに包まれました。

リアル桃鉄を体験!豪華賞品を賭けたサバイバルクイズ!

続いては「2択サバイバルクイズ」。リアル桃鉄で各駅で出題される「2択クイズ」を、実際に体験しようというコーナーです。参加者は〇だと思ったら右手、×だと思ったら左手を挙げて回答。最後まで勝ち残った人には豪華賞品がプレゼントされるとあって、参加者の気合も十分です。

ここで、京都府広報監の「まゆまろ」が登場。手を振りながら元気に登場する姿に、子どもたちは大喜び。通りがかった海外の観光客が足を止めて写真を撮る様子も見られました。

元気に登場するまゆまろ

いよいよクイズスタート!

第1問は、「京都の言葉『おいでやす』と『おこしやす』、より丁寧なのは『おいでやす』である。〇か×か?」。

多くの参加者が「×」の左手を挙げます。正解は「×」!「おこしやす」のほうがより丁寧な表現です。正解した左手の方は無事勝ち残り。

クイズ中の様子。徐々に挙手が少なくなっていきます。

続いて第2問は、「京都タワーはろうそくをモチーフにしている。〇か×か?」。

これはなかなかの難問。会場から見える京都タワーを見上げながら、参加者たちは首をかしげて考えます。答えは半々に分かれましたが......正解は「×」。「灯台」がモチーフで、海のない京都市の街を照らすという意味が込められています。

第3問は、「鴨川の名前の由来は、鴨がたくさんいるからである。〇か×か?」。

親子で相談しながら考える様子も見られます。正解は「×」。平安京以前からこの地に住んでいた「鴨氏」に由来しているのだそうです。「へえ~!」と感心の声が上がり、外れた人からは「ああ~!」と惜しむ声も。

第4問は、「日本初の博覧会の開催地は京都である。〇か×か」。

万博にちなんだこの問題、正解は「〇」!1871年に開催された「京都博覧会」が、日本初の博覧会とされています。

ここまでで勝ち残ったのは6名。しかし景品は5名分。最後はじゃんけんで勝者を決定しました。

気になる賞品は......なんと万博入場チケット!会場からはどよめきが起こります。

最後はじゃんけんで決着!

盛り上がったところでもう一回戦!全員が復活し、再びクイズに挑戦します。豪華賞品を目の当たりにしてか、参加者たちの気合もひときわ高まっているようです。

2回戦では、さらに難易度の高い問題が登場。 「第1回京都博覧会で披露されたのは、京都で誕生した芸能・歌舞伎であった。〇か×か(正解は×。正しくは「都をどり」)」

「平安遷都1100年を記念して明治28年に京都で開催されたのが内国博覧会で、この博覧会に合わせて開業したのが京都地下鉄である。〇か×か(正解は×。正しくは「路面電車」)」

あまりの難しさに、途中、小田さんから「僕がメガネをかけ始めたのは15歳以上である。〇か×か?」というボーナスクイズが出題されました。(正解は×。14歳のときにかけ始めたそうです)

会場の様子

第2回戦の勝者5名には、アマゾンギフト券がプレゼントされ、サバイバルクイズは大盛り上がりのうちに幕を閉じました。

京都の歴史から豆知識まで、思わず「へえ!」と声が出るようなクイズの数々。観光客も地元の方も、誰もが楽しみながら京都への理解を深められる内容となっていて、実際のリアル桃鉄への期待が膨らむクイズ大会でした。

楽しく遊ぶために。リアル桃鉄3か条

最後に、小田さんから「リアル桃鉄3か条」が発表されました。

1.絶対に走らない
2.駆け込み乗車をしない
3.クイズを他の参加者に伝えない


ゲームに夢中になってしまうと、つい早足になったり、電車に駆け込んでしまいたくなりますが、乗車マナーを守って楽しく遊ぶことが大切です。駅に降りたら、その土地ならではの空気や風景、地元のグルメや文化にたくさん触れて、ゆっくりと旅を味わってくださいね。

リアル桃鉄3か条を守って、安全に京都を楽しみましょう!

みんなで声を合わせて「出発進行~!」

出発式の締めくくりは、参加者全員での「出発進行!」の掛け声。来場者プレゼントとして配布された「社長シール」を手に、小田さんの「出発ー!」の声に続いて、みんなで声をそろえて「進行ー!」と拳を突き上げ、出発を宣言。会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。

「出発進行!」

イベント終了後には、記念撮影タイムも。JR西日本の駅員の制服と帽子が貸し出され、まゆまろと一緒に撮影を楽しみました。

格好いい制服に身を包み、まゆまろと記念撮影

この日の出発式には、なんと東京からの参加者も!このイベントのために京都に来たとのこと。「桃鉄が好きで調べていたら、このイベントを見つけました。おいでやす小田さんが面白くて、とても楽しかったです」と笑顔で話してくれました。南部エリア編・北部エリア編共に参加予定とのこと。京都の魅力をたっぷり味わってくださいね!

「リアル桃太郎電鉄」は単なる観光イベントではありません。歴史と文化が息づく京都の地を舞台に、万博を契機に子どもも大人も遊びながら学び、地域とふれあい、旅の中で"ホンマの京都"に出会える、そんな特別な体験型イベントです。この機会に、京都府各地をぜひ巡ってみてください。

それではみなさん、良い旅を! 行ってらっしゃい!

パネルの前で、まゆまろも記念撮影!

「リアル桃太郎電鉄~ホンマの京都・万博編~」

■ 開催期間

第一弾
(南部エリア)
令和7年5月10日(土)~7月10日(木)
第二弾
(北部エリア)
令和7年7月1日(火)~8月31日(日)

■ 実施路線

南部エリア
JR西日本 奈良線・学研都市線・関西線
北部エリア
JR西日本 嵯峨野線・山陰線・舞鶴線、京都丹後鉄道

■ 料金

1日プレイ券:1,000円(税込)、2日プレイ券:1,500円(税込)
※別途乗車券が必要です。 ※専用アプリをダウンロードし、参加チケットを購入します。

■ 主催・協力

主催:京都駅周辺エリアまるごとゲートウェイ事業実行委員会
協力:JR 西日本、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)

■ 公式ホームページ

https://momotetsu.kyoto.jp/

記事一覧へ戻る