2025.08.19 京都府内のイベント・観光・体験
大好評「リアル桃鉄」北部編スタート!福知山駅でオープニングイベントを開催!(7/5)

大人気ゲーム「桃太郎電鉄」の世界を京都の街でリアルに体験できる新感覚の街歩きイベント「リアル桃太郎電鉄~ホンマの京都・万博編~」。5月10日~7月10日に実施された南部エリア編の参加者は2000人を超え、大きな盛り上がりを見せました。そしていよいよ、7月1日からは北部エリア編がスタート!7月5日には福知山駅でオープニングイベントが行われ、同日、舞鶴赤れんがパークでは特別イベントも開催されました。今回はその様子をレポートします!
目次
「リアル桃鉄」とは?
「リアル桃鉄」は、実際の街を舞台にゲーム「桃太郎電鉄」の世界を楽しめる、新感覚の街歩きイベントです。
参加者は専用スマートフォンアプリ上でサイコロを振り、出た目に従って京都府内の各駅をめぐります。駅を降りたら、ご当地クイズやミッションに挑戦。クイズの正解数やミッションの参加数などによって加算される賞金(ポイント)を稼ぎながらゴールを目指します。
賞金獲得数ランキングの上位入賞者には、豪華景品も!子どもから大人まで楽しめて、京都の奥深い魅力に触れられる、期間限定イベントです。
※イベント概要はこちらをご覧ください。
家族連れでにぎわうオープニングイベント
抜けるような青空が広がり、真夏のような暑さとなった7月5日。会場の福知山駅に続々と参加者が集まります。小さな子ども連れの家族も多く、会場は朝からにぎやかな雰囲気に。
100人限定のイベントですが、今回200人を超える応募があったとのこと。全国の桃鉄ファンに加え、地元の人たちからもたくさんの応募があったそうです。
桃鉄のテーマソングとともに登場したのは、タレントの斉藤雪乃さんとお笑い芸人「レギュラー」の松本さん・西川さん。
レギュラーのお2人はともに京都府出身で、京都府文化観光大使としても活動中。元気な「あるある探検隊!」の声に、暑さで少しバテ気味だった会場の雰囲気が一気に明るくなります。
斉藤さんから桃鉄の思い出について聞かれると、「子どもの頃から遊んでいて、地理や特産物、土地の値段が地域によって違うことも桃鉄から学んだ」と松本さんと西川さん。
ここで、「あるある探検隊」ならぬ「桃鉄探検隊」を披露!
「桃鉄探検隊!桃鉄探検隊!桃鉄15に『ないない探検隊』!」
笑いが起こるかと思いきや...みんなキョトンとした様子。ないない探検隊って...?
実は、2015年に発売された「桃太郎電鉄15」には、「ないない探検隊」というキャラクターが登場するのだとか。「スリの銀次みたいにお金を盗んでいく二人組で、明らかに我々です」と、ちょっぴり複雑な表情を浮かべながらの解説に、会場からは驚きと笑いが起こります。
その後、斉藤さんからリアル桃鉄について紹介。
今回の北部エリア編は7月1日から8月31日までの2か月間の開催で、参加者は以下の3つのルートから好きなコースを選んで街歩きを楽しみます。
①JR西日本嵯峨野線・山陰線ルート(京都駅スタート・和知駅ゴール)
②JR西日本山陰線・舞鶴線ルート(綾部駅スタート・福知山まち駅ゴール)
③京都丹後鉄道ルート(西舞鶴駅スタート・久美浜まち駅ゴール)
それぞれの駅ではご当地クイズが出題され、京都の名物や歴史、地元ネタ、そして大阪・関西万博にちなんだクイズに挑戦。京都府内の万博関連イベントとも連携しており、万博と一緒に楽しめるコンテンツとなっています。
さらに!北部エリア編の開催を記念して、3つの特典が用意されているとの情報も。
<北部エリア編開催記念特典>
- ルート上の6つの駅(京都駅、亀岡駅、和知駅、綾部駅、東舞鶴駅、福知山駅)に、リアル桃鉄コラボデザインの駅名看板風シートを設置
- JR西日本沿線ルート(①と②)の2ルートを両方プレイした方には、駅名看板と京都府の北部を走っている113系福知山色のオリジナルキーホルダーをプレゼント
- リアル桃鉄限定で、京都丹後鉄道が1日乗り放題の周遊きっぷを販売
また、リアル桃鉄ならではの特徴といえば、SNSのようにアプリ上で投稿・イイネができる「コミュニティ機能」。訪れた駅の様子や感想を他のプレイヤーと共有でき、賞金(ポイント)も獲得できちゃいます。この日も会場のみんなで記念撮影を行い、さっそく投稿!
「リアル桃鉄」北部編 参加者の声
コミュニティページにはすでにたくさんの投稿が!ここでその一部をご紹介します!
リアル桃鉄〇×ウルトラクイズ!
続いては「リアル桃鉄〇×ウルトラクイズ」。
ルールは簡単。読み上げられた問題について、答えが〇だと思ったら右へ、×だと思ったら左へ移動します。全部で3回戦が行われ、各回の上位5名には豪華賞品をプレゼント。賞品には万博入場チケットもあるとの発表に、会場の熱気も一気に高まります。
第1問目は、「大阪・関西万博の大屋根リングは1km以上ある。〇か×か」。
これは簡単ですね。全員が〇に移動します。正解はもちろん〇!全長は約2kmです。
続いて第2問。「福知山城を築いたのは明智光秀だが、その年齢は今の(レギュラーの)松本君よりも若かった」
これは難しい!「その年齢は」と続いた瞬間、会場からは「えぇーっ!」というどよめきが。ヒントとして松本さんの年齢が45歳であると伝えられます。悩みながらも、多くの参加者が〇を選びましたが......正解は×!
福知山城が建てられたのは1579年頃。明智光秀の生年は1528年とも1516年ともいわれますが、いずれにせよ50歳を超えています。当時の平均寿命を考えると、これは予想外。正解の×を選んだ人も驚きの表情を見せていました。
その後も、「松本君は京都駅から嵯峨嵐山駅までの停車駅を間違えずに言える(正解は×)」「歴代のアメリカ大統領のなかで、保津川下りをやったことがある人がいる(正解は×)」など、京都にちなんだ問題が次々と出題されました。
賞品は万博チケットのほかにJR西日本のオリジナルグッズもあり、鉄道ファンにはたまりません。〇×クイズで見事勝ち残ったものの、賞品選びのじゃんけんで惜しくも敗れて膝から崩れ落ちる、なんてシーンも。終始笑顔に包まれた和やかなクイズ大会となりました。
まゆまろ、ミャクミャクと一緒に「出発進行~!」
〇×クイズが大盛り上がりのうちに幕を閉じたところで、京都府公式キャラクター「まゆまろ」が登場!大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」も、万博のPRのため駆けつけてくれました。大阪・関西万博を盛り上げるべく全国で活躍中のミャクミャクの登場に、参加者たちは写真に収めようとステージ前方へと詰めかけます。子どもたちも大喜びです。
オープニングイベントもいよいよ終盤。
最後に、松本さんから「リアル桃鉄3か条」が発表されました。
<リアル桃鉄3か条>
- 絶対に走らない
- 駆け込み乗車をしない
- クイズを他の参加者に伝えない
みんなで気持ちよく楽しむための大切なルール。小さな子どもたちもしっかりと聞いてくれていました。
そして締めくくりは、会場のみんなで発車の合図!
「出発~!」「進行~!!」
松本さんの掛け声に合わせて、皆で拳を掲げて元気よく宣言しました。
舞鶴赤れんがパークで特別ミッション発動!
この日は、リアル桃鉄北部エリア編のスタートを記念した、一日限りのスペシャル企画も実施されました。題して「サイコロチャレンジ ボーナスポイント 最大1000万をGETせよ!」
JR西日本山陰線・舞鶴線ルート上の「東舞鶴まち駅」にて発動されたスペシャルミッション。日本遺産にも指定されている舞鶴赤れんがパークで、斉藤雪乃さんが参加者を出迎えます。
参加者は、特大サイコロを振ってボーナスポイントをゲット!出た目に応じて200万~1000万のポイントをゲットできる大盤振る舞いの特別企画です。
サイコロを振ったあとには、斉藤さんやJR西日本の職員、リアル桃鉄スタッフと記念撮影を楽しみました。
参加した子どもたちも「楽しかった!」と大満足のリアル桃鉄。夏休みの親子でのお出かけにぴったりです。歴史ある街並みや自然豊かな風景、地元グルメなど、ぜひゆっくりと堪能してくださいね。
今年の夏も暑さが厳しくなりそうですので、水分補給とこまめな休憩を忘れずに。元気に楽しく、夏の思い出をつくりましょう!それでは社長のみなさん、いってらっしゃ~い!!
©Expo 2025
「リアル桃太郎電鉄~ホンマの京都・万博編~」第二弾(北部エリア編)
■ 開催期間
令和7年7月1日(火)~8月31日(日)
■ 実施路線
JR西日本 嵯峨野線・山陰線・舞鶴線、京都丹後鉄道
■ 料金
1日プレイ券:1,000円(税込)、2日プレイ券:1,500円(税込)
※別途乗車券が必要です。
※専用アプリをダウンロードし、参加チケットを購入します。
■ 主催・協力
主催:京都駅周辺エリアまるごとゲートウェイ事業実行委員会(事務局:京都府)
協力:JR 西日本、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)