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大阪・関西万博開催記念 京都で開催される展覧会

京都の美術館・博物館では、万博開催を記念した特別展が次々と開催されます。

大阪・関西万博開催記念
京都で開催される展覧会

世界が注目する大阪・関西万博。京都の美術館・博物館では、万博開催を記念した特別展が次々と開催されます。各館の貴重なコレクションが一堂に会する、またとない機会。ここでは、展示会の内容をご紹介するとともに、学芸員の方々にお聞きした展示の見どころや想いをお届けします。

住友家の珠玉のコレクションが勢ぞろい!
泉屋博古館「リニューアル記念名品展 帰ってきた泉屋博古館」

1970年の大阪万博にあわせて、住友グループの来賓をもてなす場として京都・東山の現在の地に建設された泉屋博古館。一年の休館、改修工事を終えて2025年4月にリニューアルオープンします。装い新たに帰ってきた泉屋博古館が開催するのは名品展。住友コレクションの中でも人気の高いものを一挙公開します。

リニューアル記念名品展 帰ってきた泉屋博古館

企画展・美術館情報
展覧会名
リニューアル記念名品展Ⅰ「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」
リニューアル記念名品展Ⅱ「続・帰ってきた泉屋博古館 近代の美術、もうひとつの在り方」
会期
Ⅰ 2025年4月26日(土)~ 6月8日(日)
Ⅱ 2025年6月21日(土)~ 8月3日(日)
会期中の休館日
月曜日(5月5日・7月21日は開館)、5月7日(水)、7月22日(火)
開館時間
午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
所在地
泉屋博古館
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
ホームページ
https://sen-oku.or.jp/kyoto/

約9割が日本初公開!ポーランド美術の名作に浸る。
京都国立近代美術館「<若きポーランド>ー色彩と魂の詩 1890-1918」

昨年60周年を迎えた京都国立近代美術館。万博期間中はポーランドの全面協力のもと、日本初となる<若きポーランド>の作品に焦点を当てた企画展を開催します。123年もの長きにわたって国家消滅を経験したポーランド。祖国への思いを芸術で表現した、情熱あふれる作品の数々が集結します。万博の年だからこそ実現した、日本初となる特別展です。

<若きポーランド>ー色彩と魂の詩 1890-1918 オルガ・ボズナンスカ 《菊を抱く少女》 1894年 油彩/厚紙 クラクフ国立博物館蔵

企画展・美術館情報
展覧会名
<若きポーランド>―色彩と魂のうた1890-1918
会期
2025年3月25日(火)~ 6月29日(日)
休館日
月曜日(ただし5月5日は開館)
開館時間
午前10時 ~ 午後6時(金曜は午後8時まで) ※入館は閉館の30分前まで
所在地
京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
ホームページ
ホームページ:https://www.momak.go.jp/
(特設サイト:https://youngpoland2025.jp/

万博で活躍した日本画家が大集結!
福田美術館・嵯峨嵐山文華館「万博・日本画繚乱 ー北斎、大観、そして翠石ー」

嵐山の渡月橋からほど近くにある福田美術館と嵯峨嵐山文華館では、連携して企画展を開催します。かつて万博で2連続金牌受賞という偉業を成し遂げた大橋翠石をはじめ、万博に出品した日本画家にスポットライトを当てて、2館でたっぷり作品を展示・紹介します。

大橋翠石《猛虎之図》 大橋翠石 《猛虎之図》 福田美術館蔵

企画展・美術館情報
展覧会名
万博・日本画繚乱 ー北斎、大観、そして翠石ー
会期
2025年7月19日(土)~ 9月29日(月)
休館日
展示替え期間
開館時間
午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
所在地
福田美術館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16

嵯峨嵐山文華館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
ホームページ
福田美術館
https://fukuda-art-museum.jp/

嵯峨嵐山文華館
https://www.samac.jp/

日本美術の名品を交流の軸で捉え直す。
京都国立博物館「大阪・関西万博開催記念 特別展 日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」

京都国立博物館では、万博開催を記念して「交流」をテーマにした特別展を開催。古今東西の文化が混ざり合って生まれた至極の名品が一挙集結します。実は万博を機に生まれた「美術」の概念。万博との関わりにも目を向けながら、日本美術の交流の歴史を弥生時代からずらりと見ていきます。

風神雷神図屏風 国宝 風神雷神図屏風 俵屋宗達筆 江戸時代 17世紀 京都・建仁寺所蔵 [通期展示]

企画展・美術館情報
展覧会名
大阪・関西万博開催記念 特別展 日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―
会期
2025年4月19日(土)~6月15日(日)
前期展示:4月19日(土)~5月18日(日)
後期展示:5月20日(火)~6月15日(日)
休館日
月曜日(ただし、5月5日(月・祝)は開館、5月7日(水)休館)
開館時間
午前9時~午後5時30分(入館は午後5時まで)
金曜日のみ午前9時~午後8時(入館は午後7時30分まで)
所在地
京都国立博物館
京都市東山区茶屋町527
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/

大阪をテーマに印象の画業を振り返る。
京都府立堂本印象美術館「堂本印象没後50年記念・「堂本印象と大阪」展」

金閣寺や龍安寺などの世界遺産が並ぶ「きぬかけの路」にある堂本印象美術館。京都を中心に活躍した堂本印象ですが、1970年の大阪万博では緞帳デザインを手がけるなど、大阪との縁も深い画家です。今回は万博開催にあわせて、「大阪」をテーマに、印象の作品を展示します。

堂本印象《手をつなぐ(万博緞帳下絵)》1969年 堂本印象 《手をつなぐ(万博緞帳下絵)》 1969年

企画展・美術館情報
展覧会名
堂本印象没後50年記念・「堂本印象と大阪」展
会期
2025年6月12日(木)~9月23日(火)
休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日に休館)
開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
所在地
京都府立堂本印象美術館
京都市北区平野上柳町26-3
ホームページ
https://insho-domoto.com/

万博関連の展覧会開催情報

企画展「1970年 あの頃の交通展」

55年前に開催された万博の様子とともに、1970年頃の京阪神エリアの鉄道を中心とした交通の発展について映像や記念乗車券、ヘッドマークでご紹介します。

会期
5月17日~7月13日
会場
京都鉄道博物館
詳細
https://www.kyotorailwaymuseum.jp/pdf/koutsuu-1970.pdf

モダン・エキスポ・ポスターズ:グラフィックで見る現代の万博

戦後開催された1958年ブリュッセルから2020年ドバイまでの10回の登録(一般)博覧会に、沖縄、つくば、大阪(花博)の3回の認定(特別)博覧会を加えた計13回の現代の万博のポスターを展示。個々のテーマに込められた理念や目的をグラフィックからたどる。

会期
6月13日~8月20日
会場
京都dddギャラリー

音楽講談 京都博覧会

今、そして未来につながる博覧会の歴史が、千年の古都・京都でいかにして始まったのか。国内初の博覧会はなぜ京都で開催され、人々はそこで何を感じたのか―幕末から明治初期の京都の物語を、創作講談とアコーディオンでつづります。

開催日
5月5日(日)16:00~
会場
京都劇場

京都・大学ミュージアム連携による展覧会等の開催

大学ミュージアムが所蔵するさまざまな美術工芸品や歴史資料・自然科学系資料などの文化遺産を活用した展覧会やスタンプラリー等を開催。

会期
未定
会場
京都・大学ミュージアム連携加盟館

herstories-女性の視点でたどる美術史

京都市立芸術大学初の女性学長である赤松玉女の退任を記念し、女性の視点から美術史を再解釈する試みとして開催。これまで男性中心で語られてきた美術史の中で、女性芸術家や教育者たちが果たしてきた役割に焦点を当て、多様な社会的・文化的背景を浮かび上がらせる。「大阪・関西万博記念展覧会」として開催。

会期
3月20日~5月25日
会場
京都市立芸術大学芸術資料館ほか、大学ミュージアム加盟館が随時開催

西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~

2026年で100周年を迎える国産近代反射望遠鏡の歴史を取り上げ、どのようにして国産の近代的反射望遠鏡が作られたのか、人と人とのつながりや当時の技術者たちの天文学や望遠鏡に対する情熱が形になるまでの軌跡を紹介。

会期
3月15日~6月20日
会場
京都産業大学神山天文台

京都ミュージアムズフォー連携講座

京都ミュージアムズフォーとして2025年は「万博」をテーマに連携講座を開催。

開催日
未定
会場
京都国立博物館・京都国立近代美術館・京都府文化博物館・京都市京セラ美術館

「春季特別展 並河七宝―万博博覧会の喝采」
「秋季特別展 並河七宝―永遠なる黒の耀き」

並河靖之七宝記念館は、七宝家・帝室技芸員の並河靖之が、明治から大正期に自邸内に営んだ並河七宝の「店」と「工場」および主屋と庭園を公開し、七宝と並河家ゆかりの品々をごご覧いただいています。館蔵品、建造物、庭園などが文化財となっており、国の文化的景観「京都岡崎の文化的景観」の構成要素にもなっています。19世紀の万国博覧会にて七宝を通じて、日本の技術力の秀逸性を発信し、海外から多くの人々を京都へ誘った、並河七宝の魅力とその源泉となった美の空間をご紹介いたします。

会期
4~12月
会場
並河靖之七宝記念館